ハッサムGX能力と効果を解説(チャンピオンロード)
- きけんしょく
このポケモンの残りHPが「100」以下なら、このポケモンが使うワザの、相手のバトルポケモンへのダメージは「+80」される。
- はがねのつばさ 80
次の相手の番、このポケモンが受けるワザのダメージは「‐30」される。
- ふりおろすGX 100+
相手のバトルポケモンが進化ポケモンなら、100ダメージ追加。
カード解説
今回は5/3発売のチャンピオンロードから、ハッサムGXを紹介する。
特性「きけんしょく」
- 自身のHPが100以下でないと発動しない特性だが、相手のバトルポケモンへのワザのダメージが+80される。
- ピーキーな特性だが、「鋼鉄のフライパン」(ウルトラフォース)や後述の下ワザによってかなりの圧力をかけることができる。また、相手もこの特性を警戒してHPが100以下にならないように調整してくるだろう。
- その時は「ダメージムーバー」(光る伝説)や、レインボーエネルギーで自分からダメカンを調整してダメージを上げていこう。
ワザ「はがねのつばさ」
- 鋼無と少ないエネルギーで80ダメージと、かなりコスパのいいワザ。
- さらに効果で次のターン受けるワザのダメージを-30し、「鋼鉄のフライパン」を付けることで-60に弱点がなくなるという、まさに要塞が完成する。
- ダメージを受けても残りHPが100以下なら特性で160ものダメージを出すことができ、攻撃的なワザになることができる。
- 併せて使いたいのは「マギアナ」(GXバトルブースト)や、「マニューラ」(冷酷の反逆者)だ。
- 「鋼鉄のフライパン」のままだと最大ダメージが160までしか伸びず、微妙に打点が足りない。そこで相手のワザのダメージを受け、HPが100以下になったターンに「マギアナ」の特性「きせかえ」、マニューラの特性「ひっぺがす」で「鋼鉄のフライパン」をこだわりハチマキに変えてしまおう。そうすることでダメージが190まで上がり、多くのタネGXポケモンを倒すことができるようになる。うまく道具とダメージを調整しながら戦っていきたい。
- さらにダメージが足りない場合は「ダダリン」(アローラの月光等)の採用も考えたい。ダダリンの数だけハッサムGXの火力を上げることができるので、相性は抜群だろう。
GXワザ「ふりおろす」
- 相手が進化ポケモンなら+100ダメージ。
- もともとが100なので、200ダメージ、特性が発動していると、280まで出すことができる。
- 進化ポケモンならほぼ確実に1体倒すことができるだろう。
- 無色3エネと色の縛りも緩く、「ユニットエネルギー雷超鋼」(ウルトラムーン)とダブル無色エネルギーのデッキができそうな、今から期待の持てるワザだ。
最後に
特性は発動すれば強力だが、それは自身の残りHPが100以下であることを示している。
「鋼鉄のフライパン」を持たせて「はがねのつばさ」を使えば-60で倒すのに160以上のダメージが必要とはいえ、多くのデッキがこの程度の火力を出してくる。ダメージを調整しながらの繊細なプレイングが求められるだろう。