ヌオー水バレットのデッキレシピを解説
デッキ概要
今回は最新弾で登場したヌオーを主軸とした水タイプ主体のバレット(多くのアタッカーを場面ごとに運用していくデッキタイプ)デッキを紹介する。
多くの水タイプの強力なアタッカー達をヌオーやマナフィEXで柔軟に動かしていって相手を制圧していく。
必要予算
大まかな必要予算13370円
汎用カード以外はそこまで値段はしない。
ただ、XYから再録されていないカードも多いので、カードショップで買うと安くすむだろう。
デッキの回し方
ピーピーマックス、アクアパッチの計8枚の潤沢なエネルギー加速でラプラスGXやガマゲロゲEXで序盤から圧力をかけていこう。
後ろではヌオーとマナフィEXの準備。前のアタッカーがダメージを受けたらマナフィEXとヌオーの特性で他のアタッカーにスイッチしていこう。
エネルギーを付け替えることで、まんたんのくすりをデメリットなしで使うことができる。ダメージを小まめに回復しながら相手のポケモンを倒していこう。
基本的に中打点、1進化GXを一撃で倒すことができないぐらいのダメージしか出すことができないが、ミュウ、マーシャドーGXの特性でワザを使うことによって、相手の弱点を突くことができる。積極的に使っていこう。
採用カード紹介
ヌオー
■おしながす
自分の番に何回でも使える。自分のベンチポケモンについているみずエネルギーを1個、バトルポケモンにつけ替える。
■ハイドロポンプ 60+
このポケモンについているみずエネルギーの数×20ダメージ追加。
- このポケモンのおかげで、XYのフレフワンまではいかないものの、水エネルギーを使ったデッキの自由度が跳ね上がった。
- 特にアクアパッチ、ピーピーマックスはベンチのポケモンにしか付けることができなかったので、そのデメリットをなくす強力な助っ人になった。
- 水タイプは中打点が多いが、その分強力な効果をもつポケモンが多い。おしながすを使いながら、相手を翻弄しよう。
- また、このポケモン自身も水3エネルギーで120、さらにエネルギーを付けることで打点を上げることができ、おしながすですぐに起動することができ、アタッカーになることができる。
- あまり前に出したくはないが、意識しておくといいだろう。
ラプラスGX
■もってくる
自分の山札を3枚引く
■ブリザードバーン 160
次の自分の番、このポケモンはワザが使えない。
■れいとうビームGX 100
相手のバトルポケモンをマヒにする。
- タネ水タイプの中でもトップクラスのダメージを誇る。
- 水3エネルギーという少なさでブリザードバーン160、こだわりハチマキを付ければ相手のタネGXポケモンを丁度一撃で倒すことができる。
- HPも190と高く、上技もかなり使いやすい。ブリザードバーンを連打できないのが唯一のネックだが、それを補って余りある性能をしているだろう。
パルキアGX
■くうかんせいぎょ
自分のベンチポケモンについているエネルギーを好きなだけ、このポケモンにつけ替える。
■ハイドロプレッシャー 60+
このポケモンについている水エネルギーの数×20ダメージ追加
■ゼロパニッシュGX 150
相手の場のポケモンについているエネルギーを、すべて山札にもどして切る。
- 今まではほとんど注目されていなかったが、ヌオーのおかげで実践レベルにまで押しあがった。
- 今回はアクアパッチでエネルギーを付けることができる水タイプを選択したが、弱点を分散させたいならドラゴンタイプの採用もありだろう。
- ハイドロプレッシャーは水5エネルギーでようやくラプラスGXと同じ威力というコスパの悪さだが、GXワザがとにかく強力。
- ゼロバニッシュGXは最近流行りのビーストリングを使うマッシブーン、カラマネロ系統、ドータクン系統などに付いているエネルギーを根こそぎ山札に返すことができる。
- 盤面に5エネルギーあればヌオーのおしながすで即座にワザを使うことができ、さらにマーシャドーGX、ミュウで撃つことも可能だ。奇襲性能は抜群だろう。
入れ替え候補
入れ替える候補としてはより火力を出すことができるようになるククイ博士、回復しやすくなる2枚目のまんたんのくすり、相手の盤面をより崩しやすくするアカギ◇、後半のNに強くなるヤレユータン、目的のポケモンにすぐに変えることができるニンジャごっこ、ガマゲロゲEX、カプ・テテフGXなどと相性のいいダブル無色エネルギーなど、選択肢が多い。
特にククイ博士はこのデッキのラプラスGXの火力を最大火力を210、多くの1進化GXポケモン達に届くようなところまで押し上げることができる。
採用する価値は十分にあるだろう。
デッキ解説
このデッキの弱点はアローラベトベトンやダストダスなどの特性を止めるポケモンだ。
ダストダスはフィールドブロアーで特性を使うことができるようになるが、アローラベトベトンはグズマで引っ張ってから倒すしかない。
その間に前のアタッカーを無視することになるので、大幅なテンポロスになるだろう。
このデッキはアタッカーの採用範囲の広さと、相手を見ながらのアタッカー選択と、本当に自由度の高いデッキだ。
それだけ各々でデッキの毛色は大きく変わるだろう。また環境によってその中身が変わることも多い。
難しいが、最善の選択肢を取れるようにこのデッキを使いこなしたい。