ガマゲロゲEX+ジュナイパーGXデッキのレシピを解説
デッキ概要
今回は再び注目を集めているガマゲロゲEXとジュナイパーGXのデッキレシピを紹介する。
巨大植物の森を使って序盤からジュナイパーGXを複数体並べ、フェザーアローでの狙撃とガマゲロゲEXによるグッズロックで特に中盤から後半にかけて一気にサイドをもぎ取っていく。
必要予算
大まかな必要予算20300円
汎用カードの中でも初ターンから大きく展開する、スピード重視の強カードが多く入っており高めの値段になっている。
デッキの回し方
まずは巨大植物の森を探そう。これがないとまったく話が始まらない。
巨大植物の森を貼った後は主にハイパーボールでシェイミEXを展開しつつ、ガマゲロゲEX、マーシャドーGXの準備。
ジュナイパーGXはバトルコンプレッサーから活力剤で手札に戻す動きで展開できるため、ハイパーボールでのサーチは後回しでいいだろう。
ジュナイパーGXが準備できた後は、相手のどのポケモンにダメカンを乗せるのかよく考えながらプレイしていこう。
あまり1点に集中しすぎると、アセロラなどで回収されて今までの蓄積ダメージがなくなってしまう可能性がある。
また、相手がカラマネロ系統のデッキだったりする場合は前にいるアタッカーにダメカンを乗せていくよりも、カラマネロを倒していったほうがぐっと勝利に近づく。
相手の動きを把握しながら、確実にサイドを取ることができるようにダメカンを振り分けていこう。
このデッキの最大打点はジュナイパーGXによるはっぱカッター90ダメージだが、相手が1進化、2進化デッキの場合はフェザーアローでダメカンを振りまいてからエーフィEXのミラクルシャインで一気に相手の場を壊滅させることができる。
多くの選択肢を頭にいれながら、柔軟に立ち回っていこう。
採用カード紹介
ジュナイパーGX
- メインアタッカーではないものの、このデッキの一番のダメージソースだ。
- 2進化だが、巨大植物の森で初ターンにモクローからジュナイパーGXまで進化することができる。
- ぶん回ると初手に2体、3体とHP240、毎ターン20ダメージ乗せてくるポケモンを場に出すことができる。
- また、超ブーストエネルギー◇との相性が抜群で、3体の2進化ポケモンを場に出すという条件を簡単に達成し、即座にはっぱカッターを撃つことができる。相手の計算を大きく狂わせることができるだろう。
ガマゲロゲEX
- このデッキのメインアタッカーではあるが、ブルブルパンチは30ダメージととても心もとない。
- なので、ダメージを与えて相手を倒していく、というよりはできるだけ場に残ってフェザーアローの回数を稼ぐことを目的に使っていこう。
- 序盤でグッズロックをしかけるのも強いが、後半にサイドを取られてからN、ブルブルパンチで相手の行動を制限することで、高い確率で相手の動きを止めることができる。
- 相手、試合展開によってはわざとサイドを取らせてから一気に取り返す動きも考えておきたい。
マーシャドーGX
- 今回はバトルコンプレッサーと相性のいいこのポケモンをサブアタッカーとして採用した。
- ガマゲロゲEXのブルブルパンチ、ミルタンクのひゃくにんりきを闘タイプのワザとして使うことができるため、闘弱点を突くことができる。
- さらにはエーフィEXのミラクルシャインを使うことができるので、奇襲として役立つだろう。
- ダメカンが乗った場合はシェイミEXのスカイリターンまで使うことができるので、うまく盤面を操作しながら効果的に様々なワザを使い分けていきたい。
入れ替え候補カード
入れ替え候補としては、巨大植物の森やバトルコンプレッサーなどの重要カードをより手札に引き込みやすくする「トレーナーズポスト」、マーシャドーGX、フェザーアローとの相性が抜群で、ブラックレイGXが大きな勝ち筋になることができる「ネクロズマGX」、よりダメージを伸ばすことができる「こだわりハチマキ」などだろう。
デッキの弱点
このデッキ最大の弱点は事故だ。
もちろん、事故がないようにドローソースは十分に入れているが、進化ポケモンの枚数が多いため、どうしても事故、必要カードが手札に来ず、かみ合わないという事態になりやすくなっている。
事故った場合でも無理に相手を倒しに行かず、アセロラで回収しながら時間稼ぎをし、ジュナイパーGXを複数場に出して逆転に備えたい。
まとめ
とにかく選択肢が多いデッキだ。
このデッキは明確な有利デッキがない代わりに、不利デッキがないデッキとも言われている。
プレイヤーの技量が大きく試されるデッキになっているだろう。
このデッキを物にするにはかなりの練習が必要となる。
相手のどこにダメカンを乗せるのが一番効果的か、どの程度ならサイドを取られても逆転することができるのか、緻密な計算が必要となる。
それだからこそ、ものにした時の強さは圧倒的だ。
ぜひ使いこなせるようにしてほしい。