あたりちらすギャラドス+ゾロアークGXデッキレシピ紹介
デッキレシピ&デッキ解説
今回は竜王戦で優勝し、注目を集めたあたりちらすギャラドスとゾロアークGXを合わせたデッキを紹介する。
アオギリの切り札を決めながらコイキングを4枚トラッシュに送り、高いHPと火力で場を圧倒していく。
デッキ予算
必要予算21180円
相変わらず汎用カード達が高くなっているが、ギャラドス自体の値段はほとんどしない。
デッキの中心であるアオギリの切り札などもかなり安いのでおすすめだ。
デッキの回し方
1ターン目からアオギリの切り札を使うことを目指したい。
手札を確認しつつ、しっかりと使い切りながらギャラドスをトラッシュに送っておこう。
コイキングスタートや、どうしても手札が合わずにアオギリを決めれず、コイキングを出すことになってしまった場合はコイキングを相手に倒させるか、ギャラドスに進化して攻撃していきたい。
3体トラッシュでも150ダメージと十分な火力を出すことが可能。
その間に2体目のギャラドスを狙っていこう。
手札がどうしてもかみ合わなかった場合、アオギリの切り札を決めきれない時がある。
その場合は落ち着いてカプ・テテフGX、カプ・コケコ、シェイミEXなどで時間稼ぎをしながら次のターンにアオギリ切り札を使えるように準備していこう。
特にシェイミEXのスカイリターンは手札にダブル無色エネルギーとシェイミEXを戻しながらダメージを与えられる強力な技だ。是非活用していこう。
ギャラドスで場を制圧しながら準備したいのはゾロアークGXだ。
このデッキはドローサポートがアオギリの切り札とNしか入っていないため、ゾロアークGXが中盤以降に手札をそろえるために欠かせなくなっている。
ギャラドスを1体場に出してしまえば相手はそれを倒すために動くので、ゾロアを進化させる隙は十分あるだろう。
またこのデッキは手札からカードをトラッシュできるカードがハイパーボールの4枚しかない。
手札に来てしまったコイキングをとりひきでトラッシュしてギャラドスの打点を上げることができるのも強力だ。
採用カード紹介
- あたりちらす 50×
自分のトラッシュにある「コイキング」の枚数×50ダメージ。 - スプラッシュバーン 160
自分のベンチポケモン全員にも、それぞれ30ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。]
[ギャラドス]
- コイキングを4枚トラッシュに送った状態で技を撃つことにより、200ものダメージを出すことができる。
- HPが150と高く、雷弱点のためグソクムシャGXに弱点を突かれないのも魅力的だ。
- はねてかわす 10
コインを1回投げオモテなら、次の相手の番、このポケモンはワザのダメージや効果を受けない。
[コイキング]
- 今回はあえてもぐるの特性を持っていないほうのコイキングを採用した。
- 今回のデッキは場になるべくコイキングを出したくない。
- なのであえて倒されやすいコイキングを採用することで、打点を上げる一助としている。
- もちろん、相手から倒されなかった場合にギャラドスに進化できることを考えると、もぐるの特性のコイキングの採用もありえるだろう。
- このカードは、自分の手札がこのカード1枚だけのときにしか使えない。
- 自分のトラッシュから(水)ポケモンを1枚選び、ベンチに出す。その後、自分の山札を5枚引く。
- サポートは、自分の番に1枚しか使えない。
[アオギリの切り札]
- ピーキーでなかなか使用条件を満たすのは難しいが、進化ポケモンすら出すことのできる爆発力は凄まじい。
- このカードを使うためにできるだけグッズを入れ、サポートを少なくしている。
デッキ解説
同じようにトラッシュのポケモンで火力が上がるデッキによるのこうしんとビークインがあるが、その2つのデッキとの大きな違いはオドリドリ、カリンがほとんど効かないことだろう。
両デッキへの対策として入れられることが多いが、オドリドリはギャラドスを一撃で倒すほどの火力を出すことができず、カリンはバトルコンプレッサー1枚でほぼもとの火力に戻してしまう。
回ればよるのこうしんの上位のような力を発揮できるが、それでも弱点はある。
- 1つ目はその安定感の無さだろう。
ほぼ決まるとは言ってもよるのこうしんに比べるとその安定感は劣りがちだ。
また1体目を出したとしても、2体目を準備することができなかったりする場合もあり、かなりのプレイングが要求される。 - 2つ目は対グッズ、特性ロックだ。先行1ターン目にオーロットやラフレシアでグッズロックをかけられたり、グレイシアGXでGX、EXポケモンの特性を封じられてしまうと途端にアオギリの切り札の成功率が下がってしまう。
カプ・テテフGXや、ゾロアークGXだけで勝ち切るのは難しく、かなり不利なデッキ相性になっている。
いれかえる候補としては竜王戦で優勝を果たしたギャラドスにも入っていた「おとりよせパッド」、またゾロアークGXを抜いて「ヤレユータン」や、もう少しドローサポートに回してもいいかもしれない。
最後に
回ればという文言はつくが、その圧倒的なデッキパワーはよるのこうしんすらも上回っている。
ギャラドス1体がだけで勝負がつくことも多々あり、その強さを物語っているだろう、かなりの練習が必要になるだろうが、是非一度このデッキを作ってその手で強さを体感してほしい。