【ジガルデGX+ルガルガンGX】デッキを解説!(SMレギュレーション)
デッキ概要
今回はジガルデGXを使ったデッキを紹介する。ジガルデGXは今年度開催されたWCSでBEST4入りして、注目を浴びた。ウルトラシャイニーで再録の決まったカードでもあるので、この際に是非構築を参考にしていただきたい。
デッキの回し方
まず序盤の動きは、
①ハイパーボールかダート自転車で闘エネルギーを1~2枚落としておく。
②セルコネクターでジガルデGXのエネルギーを加速させる。
③そして次のターンにグランドフォースかジャッジメントGXで攻撃する。
というのが基本となる。ベンチにディアンシーが出せていれば、ほぼ確実に相手のバトルポケモンを倒すことができる。
ルガルガンGXはブラッディアイのためだけでなく、1アタッカーとしても活躍できる。ベンチにいても、1エネついているだけで相手にデスローグGXの脅威を与えることができる。そのため、余裕があればこのポケモンにエネルギーをつけるか、がくしゅうそうちをもたせておこう。
ジガルデGXの弱みとして、活躍させるための手間が多い点である。非GXポケモンや素早く攻撃してくるデッキには、サイドレースが不利になる可能性がある。その弱みを克服するため、サブアタッカーとしてアローラキュウコンGX、シルヴァディGX、マッシブーンを採用している。
アローラキュウコンGXは、非GX系のデッキに対して、有利を取ることができる。
シルヴァディGXは、傷ついたジガルデGXをベンチに引かせつつ、後続を育てることができる。
マッシブーンは上記のアタッカーが最初に倒れた際、サイドの枚数が4枚になり、1エネで高火力が出るため、息切れせず高火力の攻撃を相手に仕掛けることができる。
うまくアタッカーを使い分けていこう。
採用カード紹介
ジガルデGX
GX技がかなり強力なポケモンであり、かつたねポケモンGXでHP200という破格の耐久を持っている。また、上記の強さに埋もれがちだが、セルコネクターという技はかなり強力である。ディアンシーがいれば、ダブル無色エネルギーで70のダメージを出すことができる。これは2進化の進化元を1撃で倒すことができる。たねポケモンで、1エネでここまで火力の出せるポケモンは実は少ない。
草タイプには逆立ちしても勝てないので、アローラキュウコンGXやシルヴァディGXをうまく活用していこう。
シルヴァディGX
このポケモンを採用した理由は実は草タイプをメタるためである。ファイヤーメモリが装備されていれば、ターボドライブで1撃でジュカインGXを倒すことができる。また、シルヴァディGXのもつ特性もジガルデGXとも相性がよく、実に使い勝手の良いポケモンとなった。
がくしゅうそうち
WCSで活躍できた理由の一つに、ピーピーマックスによるエネルギー加速ができたことがあげられる。しかしいまのスタンダードレギュレーションではピーピーマックスを採用することができない。その代用としてがくしゅうそうちを採用した。これを装備すると、こだわりハチマキがつかえなくなるので、計算はしっかりする必要がある。
終わりに
今のスタンダードレギュレーションは、ジュカインGXやロストマーチなどの強い草タイプがいるため、活躍させるのは厳しいかもしれない。
しかし、相手が弱点でなかったら、高火力、高耐久という醍醐味を味わうことができる。是非使っていただきたい。