レジェンド会ベスト16!特殊レギュレーションで3神ライライ!!
今回は、BCカードしか使うことができない、特殊レギュレーションの大会でベスト16に入ることができるので、そのレポートになります。
参加人数:156人
レギュレーションB、Cカードしか使うことができず、先攻1ターン目にサポートを使うことができない。
Aカードを使うことができないレギュレーションとしては海外レギュレーションがあるが、海外は「リーリエ」「グズマ」「ポケモンいれかえ」「スーパーポケモン回収」「ふしぎなアメ」などが再録されている。
それらを使うことができないレギュレーションだ。
特に、グズマ、ポケモンいれかえの不在が大きく、相手のポケモンを入れ替えるためには「キュウコン」「フィオネ」「カスタムキャッチャー」「グレートキャッチャー」などの使いにくい特性、グッズを使い、自身のポケモンを入れ替えるためには、逃げる、「フウとラン」「マオ&スイレン」、ポケモンの特性などを使うことが必要になる。
自身のポケモンを入れ替えるためにサポートを使うので、デッキの構築が非常に難しい。
また、入れ替える手段が厳しいので、マヒ、ねむり、こんらんを筆頭に特殊状態が強力だ。
先攻1ターン目のサポートが禁止されているので「ジラーチ」「デデンネGX」などでしか先攻で手札を増やすことができない。手札を6枚入れ替えることができる「デデンネGX」は強力だが、場のGXポケモンを増やすことになるので多用すると「ミミロップ&プリンGX」のジャンピングバルーンのダメージがとんでもないことになってしまうので、あまり使いたくはない。
これらを踏まえて見ていこう。
環境考察
Tier1
ズガドーンGX+アーゴヨン
炎型ミュウ&ミュウツーGX
レシラム&リザードンGX
ピカチュウ&ゼクロムGX
アルセウス&ディアルガ&パルキアGX系統
Tier2
サーナイト&ニンフィアGX
まずは最強のエネルギー加速「溶接工」を有する炎軸。安定したエネルギー供給と、高いダメージが強力。
雷軸も「カプ・コケコ◇」「サンダーマウンテン◇」が現役で安定感があり「ピカチュウ&ゼクロムGX」のエネルギー加速「ライチュウ&アローラライチュウGX」のマヒが強力。
アルセウス&ディアルガ&パルキアGXは「こだわりハチマキ」がない状態でのダメージアップ、サイド+1枚が強力。「カキ」がなく、先攻1ターン目でのサポートがないので、耐久を活かしてオルタージェネシスGXを撃ちやすい。
次点でサーナイト&ニンフィアGX。最大火力と、先攻を取ってしまったときの弱さがあるが、後攻で安定したエネルギー加速と、フェアリーチャームの積性能が強力。Tier1の面々にフェアリーチャームUB、かみなり、特性で無敵になり、アルセウス&ディアルガ&パルキアGXに弱点を突くことでで有利を取ることができる。
使用デッキ
まず、このレギュレーションとして最初に形にしたのはレックウザGX+ゼラオラGX。ダメージと安定感はあったが、あまりにGXが並び、相手のミミロップ&プリンGXがきつすぎるので却下。
次はブルー型のレシラム&リザードンGX。そこそこ強く、当日までデッキ選択に悩みました。
次はピカチュウ&ゼクロムGXの雷軸。WCSレギュレーションで組んだように作ってみたが「エネルギーつけかえ」「ポケモンいれかえ」などがなく、使用感が全く違ったので、不採用。
次は3神アーゴヨン+ヌオー。
アルセウス&ディアルガ&パルキアGXのオルタージェネシスGXを使い、アーゴヨンとヌオーがそろい、キュレムのまひが連打できるようになれば強力だが、盤面完成が遠く、安定しなかったので廃案。
最後は3日前に思いついた、3神+げんちしゅうごう+ヨワシ。オルタージェネシスGX、格闘道場、げんちしゅうごう×4、ヨワシGX×2で270ダメージ!強い!
...さすがに弱かった。
最終的に形になったのは「フワライド軸3神ライライ」
アルセウス&ディアルガ&パルキアGXのオルタージェネシスGXでダメージを上げつつ、ライチュウ&アローラライチュウGXのまひをフワライドの特性、タッグキャリーで連続で使っていく。
特性タッグキャリーで疑似的なポケモンいれかえをする。ミステリートレジャーの対象でサーチしやすいのも高評価。ゼラオラGXのように逃げるではないので、マヒ、ねむりでも入れ替えることができ「無人発電所」にも引っかからない。
マッチアップ
予選
1戦目vsズガドーンGX+アーゴヨン 〇
先攻 サイド6-4
先攻2ターン目でオルタージェネシスGXを使う順調な始まり。そのままアルティメットレイでライライに加速しつつズガドーンGXを倒して、返しに3神気絶、ライライで倒して勝ち。
2戦目vsピカチュウ&ゼクロムGX 〇
先攻 サイド6-3
先攻3ターン目でオルタージェネシスGXを使う、若干遅い始まり。対するお相手は後攻1ターン目にサンダーマウンテン◇を張り、デデンネGXのデデチェンジを使いますが、ここで事故ったよう。カスタムキャッチャー等で無理やり堀りにいきますが、こちらの攻めの方が速く、1戦目と同じような展開で勝ち。
3戦目vsズガドーンGX+アーゴヨン 〇
先攻 サイド6-0
じゃんけんに負けますが、相手が後攻を選んだので先攻スタート。2ターン目にオルタージェネシスGX、3ターン目にアルティメットレイと順調な運びですが、手札が足りず、シロナ&カトレアでライライを切ってアルティメットレイのエネルギー加速先がフワライドに。さらにお相手後2でヒードランGXのばくねつスタンプを撃ってきます。そのまま3ターン目のヒートボンバーGXで3神が倒されるところ、相手のプレイミスでそのままばくねつスタンプ。3神が耐えます。こちらはタッグキャリーで3神を下げ、フワライドのかいてんアタック。ヒードランGXを倒し、次を準備できなかったお相手をそのまま押して勝ち。
4戦目vsアルセウス&ディアルガ&パルキアGX+ミュウツー&ミュウGX 〇
先攻 サイド6-4
先攻スタートから、2ターン目にオルタージェネシスGX。お相手は先攻2ターン目に溶接工からレインボーブラシでアルティメットレイでダメージを優先してきます。こちらはアルティメットレイでミミロップ&プリンGXに加速。お相手がデデンネGXで準備していたこともあり。ジャンピングバルーンで一撃で返して勝ち。
5戦目vsリザードン&テールナーGX 〇
先攻 サイド0-0(お相手の投了)
こちらはフィオネスタートから、2ターン目にサンダーマウンテン◇を使って、ライライがタンデムショックを撃つことができる展開。お相手もリザードン&テールナーGXのぐれんのひばしらGXでエネルギー加速をしてきますが、サポート、たねポケモンが来ず、後攻2ターン目に投了で勝ち。
6戦目vsズガドーンGX+アーゴヨン ×
先攻 サイド4-6
じゃんけんに負けますが、お相手が後攻を選んで先攻スタート。タッグコールに触れず、メインアタッカーが出てきません。サポートはつながったのでマーシャドーのレッドナックルで前のべベノムを倒しつつ、シロナを使いますが、3ターン肝心のタッグチームが出てきません。
やっとタッグコールに触ってオルタージェネシスGX。そのままアルティメットレイでサイドを5から2にしてビーストリングを使わせませんが、最後の溶接工を使われて、ライライが倒されて負け。
5-1で2位で予選抜け。
トーナメント
ベスト16戦vsピカチュウ&ゼクロムGX+ライチュウ&アローラライチュウGX ×
先攻 サイド4-6
お相手はゼラオラGXを使わず、ジラーチとマオ&スイレンでライライを回していくデッキ。じゃんけんに負けますが後攻を選ばれたので先攻スタート。
そのまま2ターン目にオルタージェネシスGXを使いますが、お相手もサンダーマウンテン◇を使って、ピカチュウ&ゼクロムGXがフルドライブを使ってきます。返しにアルティメットレイを使い、ライライに加速。マオ&スイレンで回復されながらベンチにピカゼクを下げられ、ライライで3神を倒されたところをフィオネで引っ張ってライライでピカゼクを倒します。
ここでベンチにUターンボードのついたフワンテ、サイドからグレートキャッチャーとミステリートレジャーを引き、ライライでマヒにされてもタッグキャリーからデデンネGXを引っ張って勝ち、のところをリセットスタンプで全部流されて負け。
最後に
結果はベスト16で終わりでした。
フワライドを使っていたのは見た感じ1人だったので、アイデアとしても結果としても大満足です。特殊レギュレーションを本気でやるのは初めてで、とても楽しかったです。ぜひ一風変わったルールをやってみてほしいです。
次はいよいよVの登場ですね。先攻のサポート禁止でルールも激変。この大会のように、じゃんけんに勝って後攻を選ぶ人が多くなるでしょう。今から待ち遠しいですね。
それでは!